名探偵明智元一郎vs怪人二十面相 秘宝「虎徹の涙」編

 
配役
 明智・・堺雅人
 文代夫人・・鈴木砂羽
 小林少年・・浅利くん(周平
 源さん・・小林隆
 山本警部・・山本耕史
 斎藤始・・おだぎりじょー
   総司・・藤原竜也
 伊東医師・・谷原章介

第2回 明智事務所にて

一同、寿司チラシ切り文字の手紙を見て驚愕

明智(腕組しながら)「これは私に対する、明らかな挑戦状ですね」
源さん「先生が大の寿司好きと知ってのいやがらせでしょうか」
山本警部「とにかく、すぐ斉藤家にいこうぜ。連絡はしてある。源さん、ハイヤーを・・」
源さん「もう手配してあります。あと5分で到着するそうです」
山本警部「さすが源さんだ。明智にはもったいねぇ・・ん?」

文代「うちも連れてって、邪魔しないようにするから。おいていかんといて」
明智「それはだめだよ。二十面相が君に何をするかわからない。ここで待っていなさい」
文代「いやや!うち、先生についていくもん!」
明智「わがままをいうな!!(キレ) これ以上わたしを困らせるな」
文代、びえーんと泣く「先生のあほー!」

明智「・・必ず迎えにくるから。」
文代「ほんま?ほんまやで。うそついたらいかんもん」
明智「ほんまや」

山本警部「・・・斉藤家まで車で20分だぜ。こいつら、ばかっぷるじゃねぇのか?」
小林少年「出かける前にはいつもこうなんです。最低30分は続きますよ」
山本警部「・・(怒)明智、さっさとしねぇとおれのマグナムが火を噴くぞ」
明智、警部に首根っこをつかまれて引きずられていく

文代「あほや、あの人はあほや(号泣」
源さん「・・奥様、夕方にはお戻りになるそうですので・・」

ハイヤーの中

明智「・・・!!」
山本警部「?どうした!明智!何かわかったか?」
明智「・・・酔いました・・うぐっ!」
山本警部「・・こいつを今すぐどうにかしろ、小林少年」

斉藤家の居間

車椅子にのった斉藤始が、伊東医師に付き添われてやってくる
斉藤「私が当主の斉藤だ。これは主治医の伊東、あの華岡青洲の子孫じゃよ。」
伊東「はじめまして。明智先生のお名前は新聞等で存知あげております。お会いできて光栄です」

するとドアが開いた。そこには色白のはっとするような美青年が黒猫を抱いて立っていた。
総司「孫の総司です。あなたがあの明智先生・・だけど・・・」
少年のような黒い瞳が不敵な光を放ったのを明智は見逃さなかった。

「二十面相に本当に勝てるんですか?名探偵さん」
                                                     第3回へつづく


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